下水漏れ

 ちょっとしたトラブルが起きてしまった。

定例の卓球教室に出かけたときのことである。先週は都合があって教室を休んでいたので、今日は2週間ぶりの練習日と出かけたのではあった。
月初で月謝日でもあったため少し早めに卓球教室に到着し、車から降りようとしたときである。携帯電話が突然鳴った。カミさんからである。「北側の人から下水が漏れているという指摘があった。今、下水の配管を見ているがよくわからないのですぐ戻ってきてくれ」という。

 教室の前まで来ていたので、月謝だけを払ってUターン。すでに日が落ちかけてあたりも薄暗くなっているため、急がなければならない。戻って指摘のあった擁壁部分をみると、確かに水が漏れ出している。台所と風呂の下水汚水マスを調べてみたところ、風呂の汚水マスの1部に穴が開いているのを発見。

 ここからたぶん水が漏れて地下にしみこみ、擁壁に漏れているということが判明。このままでは下水が漏れ続けるため、応急的に何か手配をしなければいけない。結局穴を詰める方法は適当なものはないため、ビニールシートで穴の周りを塞ぎ板を当てて一時的な対策とした。

 とても自分では対応できないために下水配管業者に頼まなければならない。
以前駐車場の工事を隣家の人の紹介で頼んだことが事があったため、下水工事の知り合いの人を知っているのではないかと思い連絡してみたところすぐ業者を紹介してくれた。

 早速連絡を取ったところ、「今日はもう遅いので、明日朝現地を見に行く」という。
ひとまず仮押さえの状態で様子を見ることになった。

 翌日、工事屋さんが来て排水マス周辺を見て、「昔の古いタイプの汚水マスはコンクリート製なので時々こういった事故は発生する。現在は合成樹脂製のもっと丈夫な排水マスになっているのでそれに取り替える必要がある。排水マス部分を取り替えるため、それにつながる配管の部分も取り替える必要があり、一応ちょっとした工事になってしまうという」と説明があった。工事見積を取って改めて連絡するということになった。

 結局見積書が出てきてその内容で工事をしてもらうことになった。こういったことについては工事そのものを信頼できるところに任せて、後はもう必要といわれる見積価格でやってもらうしかない。

 築35年以上経過してるといろいろ問題が出てくる。屋根や壁周りの工事もすでに何回か行ってきた。耐震補強やリフォーム工事も行った。 
 けれど、なぜか排水周りの工事はこれまでやってこなかった。もっと早く本来なら手を打つべきだったかもしれない。