またカメラ

 毎年冬のこの時期になると、我が家から西側には鈴鹿山脈、北側には御嶽山とか乗鞍、北側には白山が真っ白な山並みがとして結構鮮やかに見えるのである。

 こういった山を見るとついつい写真を撮りたくなってくるのである。この山の写真を撮ると標準ズーム付属の普通のカメラでは望遠側のズーム比は2倍とか3倍しかなく、汎用の望遠レンズに付け替えても7倍から8倍程度でせっかく撮った山並みも小さな写真としてしか映らない。

 もっと倍率の高い望遠レンズが欲しいということで調べてみると、望遠倍率の高いレンズは極めて高価格でちょっと手が出ない。

 それではコンパクトデジカメで望遠効果の高いカメラはないかとネットで調べてみると、一眼レフ用の形態はしているけどもレンズ交換ができないが、それでも小型で結構の倍率があるカメラがあることを知って、ちょうど今から4年前購入したのは COOLPIX B 700というカメラである。このカメラは望遠レンズの倍率が60倍ありかなり遠くまで鮮明に撮れるカメラであった。

 ところがそれからしばらくしてカメラもいつの間にやらあまり利用せずにそのままお蔵入りに近いような状態になっていた。
昨年、子供が家に帰ってきてこのカメラを見つけて、「もし使わないなら分けてくれ」と言うので別にその時はあまり意識をせずにそれほど使ってもいなかったため、簡単にそのカメラを譲ったのであった。

 その後は遠方の写真を撮ろうとすると、カメラを子供に渡してからはビデオカメラを使って静止画を撮影していた。
 

 ビデオカメラの倍率は約20倍で前に購入した B 700の60倍に比べれば倍率が低かったけれどもまあこのカメラでもなんとか撮ることはできたのだけれど、ビデオカメラの静止画では画質でどうしても静止画メインのカメラの劣ってしまう。

 それからしばらくするとやはりこのタイプのカメラが欲しいという気持ちがだんだん出てきてしまった。

 4年前に買ってそれを譲り渡してしまってまた同じカメラを購入するというのもなんだか気が重いし、この時期にまた新しくカメラを購入するということもどうなのかなということで迷い続けていた。

 けれどもネットで色々調べてみると中古でありながらもそこそこの商品が出ていることが分かってやっぱりどうしてもという気持ちになってしまった。
 全く同じカメラを買うのはやめて、倍率が40倍で少し低いけれども値段も当時買ったもので比べれば安いということでnikon COOLPIX P 510というカメラを購入することにした。

 同じカメラは遠慮したけれども結局同じようなカメラを再度購入してしまったのであった。

 

 中古品だけれど超美品ということで購入してしまった。

届いたカメラは確かに美品で納得だったけれど、充電器なし、ストラップなし、レンズカバー無し、取扱説明書無しで少々慌てたけれど、別途充電器を取り寄せ何とかカメラは正常作動しました。

 

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曇っていましたが鈴鹿の山を取ってみました。(釈迦が岳)

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