今年もたくあん漬けのシーズンになった。
漬け込みの様子を記録してみた。

12月4日
 畑の大根を収穫する。天気予報では晴れのはずだったけれど、西の方の空は真っ暗で鈴鹿の山は雪の気配。時折冷たい雨が横殴りに降ってくる。日を改めようかとも思ったけれど、今年は11月末から風邪をひいて予定より遅れているため、収穫することとした。畑についた時には虹が出ていた。


 収穫するのは今年9月末に種を蒔いた練馬大根。2畝分を収穫と考えていたけれど、量的に多すぎるようだったので1.5畝分とした。
 間引きをして1本に仕立てたものはそれなりのサイズに育っていたけれど、うまく間引いていない所では中途半端なサイズになってしまった。収穫前と収穫後の畑。


 相変わらず冷たい雨が降ってくるため、泥のついたままで車に大根を積み込む。やはり車の大きさから見ても1.5畝分で限界のようだ。

 自宅に持ち帰って大根を洗う。今日はここまでの作業で終わり。

12月5日 
 大根を干す。

12月10日
 12月にしては珍しく16年ぶりの積雪となる。


12月13日
 大根を干してから10日目、少し早いかとも思ったけれど来週明けまで予定もあることから
今日漬け込むことに。
 大根を折り曲げてみると太いのは「へ」の字、やや細めだと「U」の字くらいになり、干し具合としてはまあまあであった。



 干してある大根の葉の部分を切って大根の重さを量る。食塩の配合割合を決めるためには大根を秤量しておかないと適当になりすぎてしまうからである。もっとも食塩の配合はレシピなどによると結構アバウトなところもあり、食塩濃度は6%から3%までと幅がある。
 今回は3%濃度にする予定である。





 大根を全て測ってみた結果30キロあった。塩は900グラムに決定する。
あと唐辛子・昆布・砂糖は適量とし、ぬかは漬物容器との兼ね合いからあまりたくさんは入らないので漬け込み状況により決めることとした。なお、昨年は柿の皮を加えたけれど、今年は省略。


 容器に半分ほど漬け込んだところ



 ギリギリ容器いっぱいでなんとか30キロの大根を漬け込んだけれど、重しをどうやって乗せるか取り扱いが大変になりそう。ぬかは結果的に1キロとなった。平均レシピからすると少ないがやむおえない。今後漬け込み状況を見ながら追加しよう。



 容器を漬物保管場所である自宅裏側に移動させて重しを載せる。大きめの漬物用石3個とブロックを4個載せた。






 2日〜3日で水が上がってくればブロックは下ろせるのだけれど、漬物容器の中心部にうまく重量がかかってくれるかどうかがポイント。水の上がりが遅い場合には食塩を追加しなければならないかもしれない。