初詣

 筒尾グループ9名による恒例になりかかってきた伊勢神宮初詣に出かけた。
 天気は晴れたものの風が強く、近鉄電車は強風で伊勢市駅到着が7分ほど遅れたのであった。

 JRさわやかウオーキングにほぼ準じたコースを歩く。ただしこのコースにはこれまでの慣例からしきたりが3点ほどある。
 まず1点目は伊勢市駅から歩き始めてすぐのところにある刃物専門店「菊一文字」に立ち寄って何か1つを買うことである。今回はおろし金を購入。
この店、一昨年までは古風で歴史を感じさせていたのだけれど昨年から少し店の雰囲気が変わってしまったのが残念である。
外宮の手前で参拝記念の木札を配布していた。ただ配布時間が10時からというのでしばらく待つことに。昨年も配布していたらしいけれど気がつかなかった。
そんなわけで伊勢市駅から外宮まで1時間以上もかかってしまった。
 外宮は「せんぐう館」が開館して参拝者が増え、観光バスが駐車場に入りきらず道路上に何十台も止まっていた。遥か彼方に止められた乗客はかなりの距離を歩いてゆかなければならない。
 内宮に向かって歩く途中に、洒落た食事を販売している店を昨年見つけたため、今年もここに立ち寄って寿司などを購入。
 参宮街道資料館でお茶の接待。昨年は干支の飴を配布していたけど経費節減か。
 4キロ歩いて12時ころに猿田彦神社に到着。2点目は参拝後無料休憩所でビールで昼食である。ここの休憩所すこし離れたところにあるせいか、利用者があまりいないためゆっくり食事休憩ができることがいい。かっては無料のお茶が用意されていたけれど最近はなくなってしまった。
猿田彦神社から内宮まではごく僅かで到着。今年は昨年より正宮前の人は少なくて待ち時間なく参拝できた。


 そのあとはおかげ横丁へ。今年は赤福餅はパス。3点目のしきたりである「白鷹」という酒屋で立ち飲みである。焼き卵を肴にコップ酒がうまい。
おかげ横丁で迷子になったら白鷹で待ち合わせるのが慣例。数年前迷子になったけれどここで落ち合うことができた。(携帯を忘れた時に限って迷子になるものである)

 その後月読宮を参拝。4つの宮が並列に有り、なぜか参拝の順序が決まっているのが不思議である。
 4−3−1−2の順

ここからあと僅かで五十鈴川駅に到着。待ち時間があったため持って来た残りのビール飲んでしまう。桑名駅戻った頃には日が落ち雪が舞い始めていた。