立山登山


卓球仲間で立山登山に行ってきました。
8月の台風上陸以来雨また雨の天候が続いており、今回の登山計画にも大きな影響が出ました。
当初は5人で3日間の予定でしたが、諸事情で2日間に短縮。しかしながら天候不順で一旦は中止に。ところが、天候の回復見込みが予報されたため、計画を1日ずらして結局9月6日〜7日の山小屋一泊二日の登山となりました。

この計画変更で参加者が2人減って3人となってしまいました。

心配していた天候は予報どおり回復して、好天気に恵まれました。
9月に北アルプスを訪れたのは初めて。夏の高山植物がまだ幾分か残っている一方、紅葉の気配も見られるという微妙な時期となりました。

登山は室堂ターミナルから出発です。9月とはいえ週末と好天気が重なったせいか登山者は行列をなして、ちょっと予想外に多い登山者にびっくり。しかも若者が多かったのには認識を新たにしました。




遊歩道のように整備された道をしばらく歩き、やがて高度を上げると程なく一ノ越小屋に到着。



ここから立山の主峰雄山へ。上り下りの登山者でごった返す荒れた山道を登って頂上に。雄山神社は参拝する人が列を成していました。



雄山から大汝山。ここは標高3015mで立山でも最も標高があり「北陸で最も高いところ」と記念写真を順番待ちで撮っていました。





つづいて富士の折立を通過すると立山の主稜線は終わり、少しなだらかな道へと変わっていきます。真砂岳を越えて今日の宿泊地内蔵助小屋に到着です。






ここの山小屋は、主ルートからちょっとだけわき道に入っているせいか個人の登山客は少なく大半が団体客でした。
今年7月に新築したばかりで、快適な山小屋でした。予約をしてあったもののある程度の混雑は避けられないと思っていたけれども、幸い1人1畳程度のスペースは確保できてゆっくりすることが出来ました。



一瞬現れた夕焼け


夜半から雨の激しい音で目が覚めてしまい、翌日はあいにくの天気に。ただ回復も早いという予報を頼りにやや遅めの出発。




別山まで来る頃には周りを覆い隠していたキリも次第に薄れて、絶好の登山日和に。途中で雷鳥にもめぐりあえてラッキー。







剣岳周辺はキリによって独特な雰囲気となっていました。


夏の花もちらほら




剣御前小屋から雷鳥沢を室堂乗越経由で下り室堂ターミナルへと戻りました。


今回の登山では膝の負担軽減のため初めてストックを持参。そのおかげか膝の痛みは経験しなくてすみました。ただしこのコースは標高差500m程度であったことからもう少し様子を見てみないとわからないかも。