4K動画


 何気なくネットでサーフィンをしていたときに4K動画なるものを見る機会があった。

 最近4Kテレビが発売され、大型テレビでは4Kテレビの売れ行きも結構あるという情報は知っていたけれども、身近な存在としては特に意識していなかった。

 ところがたまたまネットで見た4K動画の繊細な画像につい引かれてしまい、これまでほとんどその気にもならなかった4K動画が撮れるデジタルカメラが欲しくなってしまったのであった。


 相当値段は高いのかと思って調べてみたところ、思ったほど高額でもなさそうなのでついつい買う気モードに入ってしまった。

 ネットで検討しその結果パナソニック製品の2候補に絞った。そして決めたのがパナソニックlumix LX100というデジタルカメラである。

 いざ注文しようとした時、流石にこんなに衝動的に決めて買ってもいいのかというためらいがあって、迷ったけれど、結局注文。

 すぐに製品が発送され、2日後には手元についてしまった。


 現在ネットによる通信販売は商品が届くまでの日数が短いというのには驚かされる。

 早速到着したlumix LX 100のバッテリーを充電し、すぐに試験的に撮影をしてみた。

 この時はまだSDカードのスピードについてあまり意識はなく、別のデジカメからSDカードを一時的に取り出して4K動画を撮ってみたのだ。

 パソコンに取り込みその画像見てあっと驚いた。動画がカクカク動画になってしまい、あのネットで見た4K動画の美しさとは程遠い状態であった。

 調べれば記載されていたのだけれど、SDカードがあれば何でもいいかと思ったのが実は大間違い。

 4K動画に対応したスピードを持ったSDカードを使わなければ画像は滑らかに録画できないということなのだ。

 ということでハイスピードSDカードもネット注文。これも2日後には手元に届いたため再び試写。
今度は正常な動画が取る事が出来た。

 
 フルハイビジョンの画像よりはなんとなくキメが細かいというのは小さなパソコンのディスプレイでも体感できた。

 
 本来4K動画の本当の美しさは大型4Kテレビでないと実際は味わえないのではあろうかと思うけれども、今のところ4Kテレビを買う予定はないし、今後もどうなるかわからない。


 4K動画で一体何を取るのかという根本的な話になるのだけれど、4K動画に魅力を感じてしまった以上これは私にとっては仕方のないことなのである。