進まない春物用畝

先月からぬかるんでいた畑がようやく乾燥してきたため、13日に2畝分を耕運機を入れて耕した途端、14日またも雪混じりの雨によって元に戻ってしまった。

 昨年からポットに播いたままのエンドウの定植をしなければならないのと、そろそろ冬物を消費し春に向けて畝を整備したかったのだけれど、これでまた最低でも一週間は乾燥を待たなければならなくなってしまった。

 今年は困ったことに畝の空きが限られているのである。というのは、秋に大根・蕪・白菜・キャベツの種を播いた時に、例年は余った種を残していたのだけれど、翌年まで持ち越しても結局発芽率が落ち処分することになるならと今回は全部播いてしまった。当然収穫量は半端な量ではなくなって自宅で漬物、煮物と目一杯消費し、隣近所から知人、親戚、子供、卓球クラブの人に配ったり、貰ってもらったりしたものの、結果として未だに大量に畑に残ってしまっているからである。

 昨年は連作障害が起きているため、今年は植える場所をよく考えなくてはならない。すでに春用種じゃがいもが売られ始めた。空き畝は昨年じゃがいもを植えているため、植える場所を確保しようとすると、冬物の処分しかないのである。もったいないけれどそのまま畑に埋めることになりそうである。