育苗器

まだほんの数日前注文したばかりの育苗器が早くも到着してしまった。同じ日に別に注文してあったトマトの台木用Bバリアという種も届いていたので、この際一気に育苗器に播くこととした。


台木用Bバリアの種

保温中ですでに水蒸気が出ています


 育苗器にセルトレイをセットしそこに種を播けばいいという風に簡単に思っていたけれども、何やら取り扱い説明書によると、まず砂を入れなければいけないと書いてある。
 育苗器に砂を入れて熱伝導性を高める必要があるというのだ。ということになると砂が手に入らないとすぐには使えないということになってしまったので、近くのホームセンターまで走って行って適当な砂を探した。園芸用の白砂があったのでとりあえず今回はこれでやってみることとした。種まき用のセルトレイもサイズを育苗器に合わせるため別途購入してきた。
ところがまたここでちょっと悩むことが起きてしまった。育苗器にはすでにプラスチック用のトレイがセットされておりこのプラスチックトレイをどう扱うかである。種播き用セルトレイがあればプラスチックトレイが不要なのか、あるいはプラスチックトレイに、セルトレイをさらに重ねるのか迷ってしまった。この辺のところについては取り扱い説明書にも触れていない。
 プラスチックトレイにさらにセルトレイを乗せると、熱が十分伝わるのかどうかではあったけれども、ブログの写真を見ていると、どうもセルトレイはプラスチックトレイの中に入れてセットしているように見えたので、この際プラスチックトレイの中にセルトレイを入れてみることにした。
 さてまず最初に播く種はトマト用台木のBバリヤである。この種に接ぎ木する苗も合わせて同時に播かなければならないので、育苗器の半分を使ってミニキャロルと中玉トマトというトマトの種を播いた。ややこしいことにBバリヤという台木用の種はトマトモザイクウイルスのタイプが2つあって、そのタイプがあっていなければ役に立たないということが書かれている。ミニキャロル袋の表示から確認できたけれども、 100円ショップで購入してきた中玉マトマトについてはその種別が表示されていないために、果たして適応するのが適合しないのかわからない。まあ今回は入門篇として行うのでその辺は大目に見よう。
 そしてもう1つ隣のセルトレイの方にはこれは最初から試験用ということでウリ類の接ぎ木実験のための種をまいた。1つは台木用に使うかぼちゃである。本来台木用かぼちゃというのは別途種が売られているけれども、実験だからとりあえず昨年取っておいたすくなかぼちゃの種を使ってみることとする。そしてウリ類としてはやりこれはも昨年種を取っておいたメロンと甘ウリの種を播いてみた。これが発芽し接ぎ木が成功したとすれば、畑に定植したいけれど、いまのところ果たして発芽するかどうかも含めて怪しいところもあるのでもうしばらく様子を見ないと何とも言えない。

ごちゃごちゃとまいた種


 今後ナスの接ぎ木も試みてみたいと思っているので、ナスの接ぎ木用種を今日注文してしまった。
 発芽した後しばらくは養生する必要がある。日中の気温も低いのでホットカーペットを代用して下から少し温めることで対応してみようと考えている。そのためにプラスチックケースを用意し、発芽し終えたセルトレイを入れてどのようになるのかしばらく様子を見ることになりそう。