囲碁

 NHKで放送されている囲碁トーナメントを見ている。囲碁講座は日曜の午後に放送されているけれども、この時間はじっくりテレビを見ることができないことも多いため録画しておいて後日時間の余裕のあるときに見ている。
 先日山下敬吾名人が解説した囲碁トーナメントが放送されていた。山下名人の解説は口調は穏やかでも、その中身は結構シビアであり見ていて驚いてしまった。
 テレビ囲碁は対戦してる間、解説者が対戦者が指した手について、様々な解説を行う。一般に解説者は対戦者の指した手についてそれほどとやかく言わない人が多いけれど、山下名人はその辺が遠慮なく指摘するのである。
 今回の対戦の場合は白も黒も結構対局中に山下名人から見ると疑問手や悪手があるのである。普通私たちから見るとプロの試合はそれほど問題となる手は1局の間に何回もあるとはとは思えないけれども、山下名人級の腕になると、たとえプロであってもそうではないということになってしまうから恐ろしい。
 結局今回の対戦は白も黒も疑問手や悪手があって、結果として最終盤に悪手を打った方が負けたという事になった。

 ところで私は今までコンピューター相手に囲碁対戦行っていたけれども、今年の4月から地区の囲碁同好会に入会させてもらった。同好会メンバーは50人と会員数は多い。常時参加はそれでも30名から40名くらい。棋力判定で3級程度(実際の試合は持ち点制度)ということで入れてもらっている。これまでに3回同好会に出席したけれど、対戦成績はやや負けが込んでいるため、今の状態が続くとランク(持ち点)が下がるので頑張らなければならない。