航空運賃の謎

 今年の夏山は東北へ飛行機で行く計画になっていた。 小牧空港から青森空港までの切符を予約するのだけれど、2か月前からしか切符の手配ができない。

 そんなわけで8月1日出発の航空券を取るために6月1日午前9時からの売り出しに備えて、インターネットで予約をしようとパソコンの前に座って時間が来るのを待機、時報と同時にネットに接続したのであった。ところがそこで表示されている航空運賃は1番安いWebを料金についてはすでに予約がいっぱいなのか、購入できないという状況になっていた。
結局小牧空港から青森空港までの切符は片道2万円超で手に入るのがやっとであった。
 
 そして帰りの切符であるけれども、この切符についてはさらに条件が厳しかったのか、いわて花巻空港から小牧空港までの切符が2万4,800円であった。
 
 この料金が高いか安いかについてはいろいろ議論もあるところだけれども、現在旅行会社などの企画では東北地方や北海道はいざ知らず海外旅行でも相当な格安で行ける時代でもある。
 
 そんなある時たまたまネットでパック旅行の案内を見ていたところ、北京3泊4日の旅行でなんと1万9,800円という設定があるのを見てびっくりしてしまった。東北までの片道航空運賃でホテル代まで含めた料金というのである。
 
 一体この設定はどのようにしてなされているのか唖然としてしまうのである。そんな安い旅行でも人に聞いてみると、結構内容も濃くホテルのグレードも高く、料理もおいしかったという。
 
 そんならその旅行に申し込んでみようということで親戚の人に声をかけたところ即OKの返事が来たためつい申し込んでしまった。料金だけにつられて旅行に申し込むというのもなんだかせこい話がでもあるけれども、この旅行運賃と航空運賃との設定というのは一体どうなっているのだろうかと不思議だ。