土壌消毒
前から懸案であった土壌消毒を行ってみた。
ミニキャロルと中玉トマトの2畝分で実施。昨日、中玉トマトをすべて引き抜き準備は整っている。
バスアミド消毒剤は適度な湿り気を帯びた土壌に均等に混和した後、ビニールシートで覆いをしなければいけないと注意書きがある。
連日の高温で土壌が乾燥しているのと、気温が高いとガスの飛散が早いため素早く覆いをしなければならない、など初めて行うには条件が多少厳しかったけれど思い切って実施する。
肥料とか植物が残っていると有機物として反応して効果が落ちるらしいので、雑草をできるだけ取り除いた。
はじめに耕運機で耕す。機械があるので早い。
水と反応して消毒剤が気化するということなので、はじめは乾燥状態のまま耕す。
そしていよいよ消毒剤の散布である。
風が少しあったせいで消毒剤の微粉末が結構飛散していってしまった。植物に直接触れると薬害が生じると書いてあったのが多少気になるけれども今さらしょうがない。
その後、耕運機で撹拌して混和する。
乾燥状態のままでは反応しないため、ここまでの作業は多少もたついても問題ない。
しかしこれからが大変。いよいよ散水作業である。気温が高いためすぐに薬剤が気化するので、予めビニールシートを用意しすぐに被覆できるようにして置かなければならない。
覆いをするビニールシートは厚さ0.05mm以上が望ましいとなっている。
今使っているビニールシートは厚さ0.02mmで薄すぎるため、ホームセンターで調べたところ0.05mm厚のビニールシートは太巻きでしかなく値段もかなり高かった。それで、今使っているシートを3枚重ねにすることとした。
この作業が最も手間がかかった。3枚分を端に重ねて用意してから、いよいよ水撒きである。この水撒き程度がよくわからないため、適当なところで終了して、大慌てでビニールシートで覆って作業は一段落。
2週間後ガス抜きを行って、説明書には発芽テストまでやるようにと書いてあるけれどそれは今後検討ということにしよう。