耕運機故障?

 数日前土壌消毒をした時使った耕運機の調子がいまいち良くなかったため、取扱説明書を見たら、そろそろ点検が必要な時期になっていた。
 
主な点検項目は、空気フィルターの清掃、点火プラグの点検、エンジンオイルの交換などである。
これから秋物用で耕運機が必要になるし、購入してからちょうど2年経過していることもあって早速自分で点検をすることにした。

 
 最初に空気取り入れ口のフィルター清掃。あまり埃はないように見えたけれど水洗いをしておいた。

取り外したエアーフィルター


 次に点火プラグの点検だ。点火プラグを取り外して見たけれど特に異常もなさそうだったためペーパーで点火部分の汚れを落として再セット。

 ここでエンジンを始動してみた。ところがである。全くエンジンがかからなくなってしまったのである。
何度か繰り返してもエンジンがかからない。ガソリンの吸い込みすぎの懸念があるためもう一度点火プラグを取り外して清掃。しかしやっぱりエンジンが始動しない。

 専門店に点検を依頼しなければならない事になってしまったのかと慌てる。ネットで遠くの店から購入しているので購入店舗まで持ってゆくわけにはゆかない。メーカーの修理店を調べたところ住んでいる桑名市内には何処にもないのである。これは面倒なことになった。

 ところが考えてみると、耕運機と言ってもガソリンで走る車と同じ構造だと思い、いつも車の点検を依頼している店に相談したところ、「点検してみる」という返事。

 早速持ち込んで見る。プラグの火花が飛んでいることからプラグには異常がないらしい。次に空気フィルターの点検。そしたら空気取り入れ口の周りが水滴がいっぱい。
エアーで水滴を飛ばし、フィルターを外してエンジンを始動したら一発でかかってしまった。なんと原因は空気フィルターの水洗いであった。
 
 ということで故障かと思った耕運機は無事に動くことになった。
車の修理店の人が「農機具が動かなくなったとよく相談に見えますよ」という。

 一騒動したため、エンジンオイルの交換は後日ということにした。

 用意してあったエンジンオイル