囲碁ソフト

 対戦型囲碁ソフトに何を求めるかということは人によっていろいろあるかと思う。
一つには碁敵として対戦相手になってもらうこと。二つには自分の棋力を向上させること。多分大きくまとめればこの2つになるのでは。

 現在使っている天頂の囲碁3と4はシンプルなソフトで対戦以外には余分なものはついていない。
棋力向上に役に立つような目新しい機能を持った囲碁ソフトがないかネットを見ていた所、そのものずばり「世界初 棋力上達支援機能搭載」と銘打った囲碁ソフトがあることを見つけた。

 こうなるともう買うしかないといった気持ちになって、ネットで注文してしまった。銀星囲碁14がそのソフトである。
天頂の囲碁のシンプルさに比してこちらは何でもありといったソフトである。
とりあえず目的の棋力上達支援機能というものを使ってみた。
その結果は確かに役には立ちそうだけれど、1局の間にやたらとアドバイスが出てくるのはどうかなという気分。

 ところでこのソフトには異なる囲碁ソフト間の対戦を自動で行うモードが搭載されていた。
囲碁ソフトを対戦させてどのソフトが最も強いかということはよくネットでも見るけれど、実際にはどうして対戦させるのかわからなかった。
自動対戦モードは簡単な操作で可能になっているのには全く驚いてしまった。

 早速天頂の囲碁4と銀星囲碁14とで対戦させてみた。
 棋力はどちらも最高位に設定してみた結果は銀星囲碁14の勝ちであった。
 167手目で中押し勝ちである。


 天頂の囲碁4にもう少し続けて打たせてみたところますます差が開いてしまった。PCソフトでは人間と違ってミスはないので勝敗が着いた段階以後に打ち続けると、逆転が生じないだけでなく、形成が一方的になってしまう傾向がある。


どちらのソフトが強いかは1回だけでは判断できない。