登山リュック

 以前から登山用のリュックについて買い替えしようという気があった。しかし最近は年1〜2回ほどしか登山に出かけないこともあって、なんとなくそのままになっていた。

 買い替えの一番の理由は古くなったり破損したりではなく、今使っているリュックは構造がシンプルで、いわゆるポケット類がひとつも無いのが欠点であった。

 以前はこんなものという気がしていたけれど、最近のポケット類が多いリュックを見ているとやっぱりその方が使い勝手がいいのは明らかだ。
数年前、尾瀬の木道を歩いているとき、にわか雨が降り出したため、リュックから傘を出そうとしたけれど、なぜか荷物の一番下に入ってしまい、上にのっかている荷物を大方リュックの外に出さないと傘が取り出せないことがあって、結局雷雨の中ではそのようなわけには行かずびしょ濡れになってしまったことがあった。

 普段のときでも、よく使うカメラや水筒をいちいちリュックの上蓋を開けて取り出さなければならないことでかなり面倒なことと感じていたのであった。

 貴重品も区分できるポケットが無いため、蓋を開けたときにうっかり外に出して忘れてしまったりすることが気になっていたのではあった。

 そんなわけでちょっとサイズを小さめにして今回リュックを購入。当然今まで使っていたリュックは物が増えてしまうから処分しなければならない。

 ところで先日購入したばかりのトレッキングポールなのだけれど、ある人から譲り受けることになってしまった。少し前卓球の練習のときトレッキングポールの話をしていたのがきっかけだ。

 トレッキングポールもいきなり2セットとなってしまった。どちらも処分というわけには行かないので当分は保管しておくことになってしまう。

断舎利に時代に逆行しているけど、いまさらどうしようもないなあ。