ぬかるみ

　晴れたと思う間もなくまた雨が降り出す。
９月以降は全く天候に恵まれない。畑はすっかりぬかるんでしまった。

　しかし季節に合わせて植え付けや種まきしなければ、冬の準備が進まないことになってしまう。
無理やり悪天候をついて作業しても泥丸けになるうえ、せっかく蒔いた種も発芽しなかったり、発芽しても土砂に埋まってしまったりといいことがない。

　結局天気予報と空を眺めながら作業をするかしないか決めることになる。うまくゆけばラッキー、外れればアウトだ。

　気が付くと夏のスイカのこぼれた種から発芽した苗に実を着けていた。もう冬に向かうのでどうしようもないのだけれど、種もしぶといところがある。

　キュウリも今頃になって花が咲いている。こちらはうまくすれば収穫が期待できるかも。

　虫食いに悩まされたけれど、何とか大きくなってきた大根。ここまで来ればもう何とかなるだろう。

　今年は例年より早めに一部のイチゴの移植を実施。夏の間にかなりの苗が枯れてしまったため、師匠からもらった苗を定植する必要があったこともある。

　残りの苗はもう少し後になってから移植しよう。

白菜・ブロッコリーの定植もひとまず終えたけれど、虫に喰われてネットを張っていてもあまり安心できない。