時の推移
今日一週間ぶりに畑に行ってみて驚いた。
隣の区画に空き地の看板が立っているではないか。
隣の区画は私が家庭菜園を始めた10年ほど前に全く同じ時期に申し込んで、どちらの区画を借りるか話し合いをして決めたところなのだ。
その後当方も隣の人も耕作地を順次増やしていって今では4区画ほど借りているのも一緒だった。
これまでこまめに畑に通っていた人だったのに、異変が起きたのは今年秋に入ってから。
いつもなら秋植えの準備など当方よりも大抵早く済ませていたのに、ある日を境にぱったりと姿を見せなくなってしまったのだ。
周りの人に聞いてみても事情は分からないまま冬を迎えていた。
なんとなく畑の状況から耕作できなくなったらしいことは薄々感じてはいたものの、空き地の看板を見たのはびっくりだ。
このところ畑を始める人よりも止めてゆく人の方が多い傾向があったけれど、空き地が増えてゆく流れになってしまったようだ。