3軸ジンバルとアクションカメラ

 テレビでよく見る歩いていても全くブレないスムーズに動く映像というものに前からなんとなく憧れていた。


 しかし歩いていても全くブレない映像を撮るためには三軸ジンバルという装置が必要。3軸ジンバル結構大きくて重くて普通の人が街中でこういったものを使って映像写真を撮るのはよほどそれに凝った人でなければ無理というものであった。

 

 ところが最近ネットで見ていると小さな3軸ジンバルが売られていることを知った。ただ値段が高くて簡単に手に入れることはためらわれた。
しばらくすると想定しているよりもかなり安く3軸ジンバルが売られているのを知ってついに欲しくなって買ってしまった。

 この3軸ジンバルはいわゆるアクションカメラに対応しているためこれに見合った小型の小さなカメラが必要であるということで、ジンバルに合わせて中華アクションカメラを1台購入しセットで動画を撮ることができるようになった。

 

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 早速近くの公園に出かけて動画を撮って再生してみてちょっと困った事が起きた。動画は比較的綺麗で今時このような小さな小型カメラでも満足できる動画が撮れることには驚いたけれども、音声が録音されているかいないかわからないくらい小さくてほとんど聞こえないのである。


 まずいカメラを買ってしまったとがっかり。このメーカーのカメラは音声入力が問題があるのかどうか調べてみるためにネットを見てみた。
するとネット上にも同じように音声入力は良くない、ほとんど聞こえないといった書き込みがあってどうやらこのカメラの場合はこの状態が普通のようだ。


 音声入力が内蔵マイクでは小さなボディではやはり無理があるのかなと思い、外部マイク端子付きのものを探し同じメーカーの系列のものであったけれどもややランクが低い安いカメラがあったので迷った挙句もう一台買ってしまった。

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 こういうところがネットのいいところでもありまた悪いところでもある。
ついつい衝動買いしてしまうことになりやすい。


 マイク性能が良さそうなアクションカメラであったけれども実際にこれで動画を撮ってみたところなんと驚いたことに前のカメラとあまり変化がないではないか。
ネット上では比較的音声入力がいいと言われていたカメラではあったので、もう少しましな音が取れるかと思ったけれどもそうたいした違いはない。


 結局これでは前のカメラの方が良かったということになり音声入力の低い部分については動画編集ソフトで音量をアップさせるということでとりあえず対応することにした。


 ただ手ごろな価格でいわゆるヌルヌル映像が撮れるようになったということはデジタル関連技術の進歩と低価格化が進んでいることの表れだ。