ネットで解決
これまでに撮ったネガフィルムをデジタル化する作業をぼちぼちやっていますが、中間リングを使う接写方法ではフィルムサイズが異なるとリングをつけたり外したりと非効率的なことになって作業が大変。
ネガフィルム接写のためだけにマクロレンズを購入するのは少々もったいないような気がしましたが先日思い切って入手。
リングの交換がなくなって作業効率は一気にアップして満足したのもつかの間、思わぬ弊害が発生してしまった。
写真に円形のゴーストが写ってしまうのだ。
レンズの絞りを開くと多少ゴーストは軽減されるけれども完全には消えない。
しかし接写はレンズを開放に近くすると、古いフィルムは多少なりともカールをしているためピントを合わせた範囲以外はぼけてしまう。
全面にピントの合った接写をするにはレンズを絞って焦点深度を深くしないと撮れない。
そのため比較的カールの少ないフィルムはゴーストが目立たない程度まで絞りを開けて撮り、カールの大きいフィルムの場合はピントを合わせるためレンズを絞るのでゴーストは避けられない。仕方がないので後からソフトを使って修整していた。
でもこの方法は面倒だし修整も思う様にはできない。
何かゴーストを消す方法はないかと思案していたところ、ネットである情報を見つけた。レンズにフードをつけて接写するというものだ。
こんなことでゴーストが消えるか半信半疑ではあったけれども、確かめてみることにした。さっそくレンズフードを注文。数百円で売っていました。
届いたところでレンズフードを装着してさっそく接写。
ばっちりゴーストが消えている。
胸のつかえが一気に引いて行くような気分になりました。