北京の旅

 北京4日間の旅に行ってきました。はじめの2日間はPM2.5はどこの話かというくらい澄み切った青空が広がりましたが、残りの2日間は怪しげな空になってきました。中国では7月から夏休みだそうで、ただでさえ混雑する観光地に輪をかけたような喧騒の中での観光地めぐりとなりました。
なお、帰国時に北京空港で出発便が大幅に遅れたため、中部国際空港に到着したのは深夜、そのため無料でホテルに宿泊するというハプニングがありました。



 頤和園は万寿山という小高い山と昆明湖で構成されています。
この万寿山なんと昆明湖を作るときに掘り出した土を盛り上げて築山したものだそうです。昆明湖は人工の湖と聞いたときはあきれてしまうのでした。



 万里の長城だけは一度入ってみたいと今回の旅行に参加したのでした。
 八達嶺(万里の長城)は、訪問可能な地点のうちもっとも有名な観光地とういことだ。そのため混雑もひどく駐車場からかなり歩き、それから長城をめぐるため足腰の弱い人は登れない。もっと近くで良いポイントがあり、そこを奨めても日本の旅行会社が了解してくれないとガイドさんが嘆いていた。


予想外に急勾配な所もありました

遠くまで澄み渡った青空



 明の十三陵は、中国に現存する最大の皇帝陵墓群。地下の墓は現代の地下鉄の駅くらい深くて広い。巨大な大理石でびっしり固めてある墓はただ驚くばかり。


賽銭です。中国ではコインはほとんど使われないそうです

 
 北京と言えば、天安門。中央の門には毛沢東の像が掲げられ記念写真必須の場所だ。世界中の人が観光に訪れて大混雑。ガイドさんに迷子にならないよう何度も注意を受けたのであった。



空がよどんでいます


 古くからの北京の街並みを留めていることから、近年は輪タクでの胡同めぐりが人気らしい。今回の旅行では珍しく世界遺産と関係ない所。
単三アルカリ乾電池2本を6元(約100円)、アイスキャンデーを2元(34円)で購入。北京の主な観光地ではほぼ絶滅したと言われる壁なしトイレを経験してきた人もいた。


輪タクで道が一杯です