囲碁
先日囲碁同好会の人と話をしていた時のことである。
「PCの対戦型のソフトは大変に強いのでなかなか勝てない、PC側の棋力を落としてもあまり変化がない。それと、PC側はこちらが打つとすぐに次の手を打ってくるため、じっくり考える事ができない。」と言う。
実はこの事について私も感じていたところがあり合点する。PCの性能がアップしているため、こちら側が石を打ったとたんに間髪入れずPC側が次の1手を打てくる。
そうするとそのペースでこちらも次の石を打つというパターンになってしまい、PCのペースに引きずられてしまうような気がしているのである。
これではまづいと自分なりに注意しているつもりでも、いつの間にかPCのペースに引きずられているというのが常であった。
そこである方法を考えてみた。
それはPCディスプレイ上に表示される進行状態を実際に碁盤に並べるという方法である。そうすると石を並べる事によりペースが遅くなり、また次の手を考える時PCのディスプレーの画面で考えるのではなく、碁盤に並んだ石で考えることができより実践に近い雰囲気が実現できるのであった。
こうすると囲碁同好会で囲碁を打っているような気分になるため、慎重になることからPCのディスプレーを見ながら打つよりもミスや間違いが減ったような気がする。
もちろんこれだけでPCに勝てるようになったというほど甘くはないのが現実ではあるけども ーー。