囲碁ソフト

  趣味の囲碁。同好会に出かけて行って打っているとき以外にも、パソコンソフトを相手に囲碁を打つことも多い。

 

 PCの対戦囲碁ソフトは強さを変えることによって自分に合った棋力で打てることになっているけれど、ミスのないPCは相当棋力を落として対戦してもなかなか勝てないのが現状だ。

 

 打ち終わった後棋譜の検討機能がフリーソフトでもあって今まで利用していたけれど、一段と囲碁検討機能が強化されたフリーの囲碁ソフトがネット上で容易に手に入るようになった。

 

 今はそのソフトを利用して、PC相手に打った囲碁の敗因を検討している。

そうすると意外なことに序盤で早くも形勢が決まっているということが多々あることが分かった。

 

その一事例

f:id:tsutsuo:20190907083335j:plain

今まで利用していたソフト。私が黒で次の一手はこのソフトでは赤色の模様があるところに打つのが最善手ということを示している。しかしそれ以上のことはこの場面からは読み取れない。なお、薄い模様は次善の手。

 

f:id:tsutsuo:20190907084411j:plain

 

こちらが新しい検討機能が強化されたソフト。やはり同じところに打つことが最善手であることを示しているけれど、すごいのは数字で評価している点だ。

この局面では白の頭をハネルことによって勝敗の確率は黒が56.9%勝つことを示しているのだ。ちなみに私が打ったのは桂馬に打った黒丸の位置だった。

 

f:id:tsutsuo:20190907085051j:plain

 

 次の局面。黒が悪手を打ったために白はマークのある場面のどこに打っても勝率が60%台となってこの時点ですでに白が勝つことを予想しているのであった。

桂馬に打った黒の手がこんなに悪手とは思っていなかっただけにびっくりである。

 

 このソフトを使うことによって敗因の分析はかなりよくわかるようになったけれども、それはあくまで打ち終わってみた後からの分析であって、実際の対局中での最善手は何かということは結局わからない。

現実にはいつも同じようなミスを繰り返して負けている。

 

 

 

庭のアサガオ。今日も木蓮の葉の間からからかろうじて花をのぞかせています。

f:id:tsutsuo:20190907090612j:plain