立ち話

 定例のTR卓球クラブから帰ったところ、携帯に着信。
「Tさんのシェイクラケットが行方不明です。間違ってバックに入っていないか確認を」と卓球クラブ幹事さんからのメールである。
早速戻ってきたばかりのバックを開けてみると、何やら見慣れないラケットが入っているではないか。

 自分のラケットと間違って持ってきてしまったのかと、チェックしてみると、自分のラケットは持ち帰っているのであった。
Tさんと連絡をとってラケットを返却しとりあえずこの件は落着。

 その後どうしてこうなったか考えてみた。

 Tさんの話によると、練習が終わって帰り支度している時にラケットを私のカバンの横に置いたということだ。
一方私も帰り支度をしている時に、立ち話をしていて間違って横にあったラケットをバックに入れてしまったようだ。

 実は帰り際に立ち話をしていて、これまでに数度ラケットや、シューズを体育館に置き忘れた経験があるのである。どちらも置き忘れてくることなど普通はないのだけれど、帰る直前に話仕掛けられたりすると、気がそちらに回ってしまいついうっかりということになってしまう。

 逆に出かける時になにか話をしていて自宅にシューズを置き忘れてくるということもたまにあるのである。近くの店で代用品を買ったり、別の人のシューズを借りたりしたことがある。

 また卓球教室の月謝支払日に財布を忘れたりすることがある。わざわざ出かける時に確認しておきながら、ちょっと話しをしていて玄関先に忘れたりするから情けない。