碁石

 家にある碁石と同好クラブで打っている碁石では多少厚みが違うところがあると思っていた。なんとなく家にある碁石は薄いような気がしていた。

 ネットでみると石の大きさは白石が直径21.9mm、黒石が直径22.2mm。黒石のほうが若干大きいめということを知った。この大きさで、人間の目にはほぼ同じ大きさであるように見えるということらしい。

 一方厚さは6mm - 14mm程度まであり、厚いものほど打った時の音が響き、高級品とされるとなっている。
家にある碁石はもう相当前に購入したもので厚みや材質ははっきりしないけれど、測ってみると約8ミリぐらい、黒石は那智黒、白石は貝のように見える。

 練習用には硬質ガラスの碁石があり、厚みも10ミリクラスのものが手頃な値段で手に入ることがわかったため、厚みのある碁石が欲しくなって早速購入した。

 届いた碁石で打ってみると、確かに厚みがあってなんとなくいい気分になるのではあった。しかし、やはり練習用の並製品であるため、形状がわずかながら歪なせいか、碁盤に打った直後は石が安定せず静止するまでに若干時間が掛かることがあるのだ。

 厚みがあっても石を打った時にぴたっと静止してくれないと落ちつかない。

 そんな訳でしばらくは厚い碁石で打っていたけれど、また昔から使っていた碁石に戻すことにした。やはり厚い碁石は持ちやすく使いやすいものにはそれなりの価格のものを使わなければならないということだった。



左側が新しく購入した厚みのある碁石 上からでは違いはよくわからないが右の白には貝の模様が見える

横からみると厚みが違う